スカイラインレストアプロジェクト

2018年6月26日(火)

前回に続き、ボディの修正を実施。

左フロント部分のフロントボックス(左前輪タイヤの後方部分)を取り外しました。

外した部分には以前修理を施した方跡があります。酷い修理をしてありました…

取り寄せたパーツはそのままピッタリと取り付けできません。

車両に仮留めし、何度も外して、何度も仮留めし、

ピッタリと取り付けできるまで叩いて曲げて整形しました。

このような作業はとても時間がかかります…

右フロント側も左フロント側と同様に作業を実施…!

 

右側ドアの下のサイドステップ部分を切開。

左側同様、内部が錆びていました…

補強板が入っているはずですが、朽ち果てて下半分がない状態…

作業を分担し、右リアフェンダーの板金。

今年の人事異動で日産塗装工場勤務となったレストアメンバー。

修行中ですが、板金のプロです!

オプションのオーバーフェンダーに合わせフェンダーを修正加工!

フェンダーを修正し、オーバーフェンダーが隙間なく取り付ける事が出来る状態になりました。

エンジン上部のシリンダーヘッド・吸入バルブ・排気バルブを外しました。

旧車にしては綺麗な状態です。(私の主観です)

現在は無鉛ガソリンが当たり前ですが、当時は有鉛ガソリンを使用していました。

丸く見える銅色の部分がバルブシートリング。

有鉛ガソリンの鉛がこの部分でクッションの役割を果たしています。

現在の無鉛ガソリンを使用すると痛むらしいです。

磁石が無ければ有鉛仕様、磁石が付いていれば無鉛対策済みだそうです。

現状は有鉛ガソリン仕様なので、後日無鉛仕様に交換予定です。

 

2018年7月19日

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2018年6月12日(火)

右側リヤタイヤハウス内の錆びで穴が開いた部分を修理。

前回作成したパネルを整形し、微妙な曲面を作り上げました。

作った後は、溶接し完成させました!

左サイドのインナーパネルを溶接。

溶接する部分の防錆材を剥がし、穴を開けます。

隣の塗装工場よりスポット溶接機(※)をお借りしてきました!

使い方を確認し、短時間で溶接完了!やはり道具は必要ですね…

 

※スポット溶接とは・・・2枚のパネルを電極棒で加圧しながら電流を流し、

 接触面に発生する抵抗熱でパネルを溶解凝固し、溶接させること。

 

 

スポット溶接機が使えない横の部分は手で溶接しました!

左サイドインナーパネルを溶接し完成!!

ボディーだけではなく、エンジンにも着手。

レストアメンバー風の車好き&車いじり好き部長!

前回も今回もご参加頂きました。

エンジンを分解し、内部の汚れを取ってピカピカにして頂きました!

2018年6月18日

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2018年 5月22日(火)

前回に続き、右フロント部フレームを完成させました。

その後、テンションロッド(フロントの足回り)取り付け部の再生。

レストア素人としては、かなりのハイクオリティー!!

左サイドシル(ドア下ステップ部分)部分を切除。

作業時間が少なく厳しい中、妥協せずに作業しました。

写真をみても分かる様に、錆がとても酷い!!

内部の補強板も錆び錆び…

上から下までが腐っていて、下部は朽ち果てほぼ無い状態です…

朽ち果てた補強板を外し、さらに内側の一番重要なフレーム部分を確認。

残念ながらこちらも錆びていました…

この部分は車体番号が刻印されている部品なので交換はできません…

 

職人の勘でフレームの寸法を測定し、補修用のフレームをカット。

プロの整備士だからこそ成せる業です。

フレームは交換できないため、錆びている部品をカットし、新品を被せます。

かなりいい出来映え!!

補強板が付いた完成形をイメージするため、部品を仮留めし、確認しました。

車両を下から見た様子です。すごくいい!!

私たちはプロの整備士ではあるもののレストアに関しては素人同然の初心者。

素人や初心者では普通ここまでやりません!!

今回のレストアで一番の大仕事、左サイド内部の修理箇所に防錆処理を施工。

これ以上、錆が進行しないようにしっかり塗りました!

右リア部分の錆びている箇所を切除しました。

切除した部分を埋める為、パネルを加工し、

元の形になるよう作ってみました。

牛乳パックで型を取り、切って、削って、叩いて、曲げて…最後はいい感じに!

鉄は指紋が付いているだけでも錆びるので、

錆びないように補修用のパーツを脱脂し、防錆材で塗装しました。

本日最後にエンジンルームに錆び防止塗装を施し、とてもキレイに仕上がりました!

2018年5月23日

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