スカイラインレストアプロジェクト

2020年2月18日(火)

エンジンの冷却水温度を一定に保つための装置(サーモスタット)が入っているサーモスタットハウジングネジが折れ、更に、変形固着で分解できない状態。。。そこでサーモスタットハウジングを新品に交換。この新品は純正部品を使用しましたが、未だに供給されているのだから凄い!!

カムシャフトとバルブ(エンジンに吸気するためのバルブと排気するためのバルブがあります)のバルブクリアランス調整を実施しました。ハコスカ全盛期にサービスマンだった当社某部長に「クリアランスはどれ位ですか?」と訪ねると0.20mmと的確な回答が!! インテーク(吸気)0.20mm、エキゾースト(排気)0.25mmが正解。当社某部長の恐ろしい記憶力です。現在のエンジンは油圧による自動調整のため、この様な整備はほぼありません。

排気管(エキゾーストマニホールド)、キャブレター(昔の燃料供給装置気化器)の取付けを実施。

マフラーの取付けに着手。純正のマフラーを付けたかったのですが、現在は生産終了のため、やむを得ず社外品のマフラーを取り付けました。社外品ではあるものの、形状は純正品と同じです。

3月は繁忙期なのでレストアは一時休止です。そのため今回は今年度最後のレストアとなってしまいましたが、皆で楽しく作業できました。最後の写真はキャブレター周辺のビフォーアフターで2年半の成果です。今年度のレストアは最後になりましたが、本業の仕事に専念し、4月からの再開を目指します。

2020年2月24日

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2020年2月4日(火)

Aピラートリム、ヘッドライニングクロス(天井のトリム)を取り付けました。しわにならないように慎重に取り付け。とても苦労しました。。。が、どうにか取り付け完了。

車両の中では後部座席の裏側にあるリヤガラスの下のパネルに内張りを取り付け。

車両の外ではトランクを取り付けました。車両側にトランク用のウェザストリップも取り付けます。ゴムを車両側に確実に接着するため、しっかりと接着するまではマスキングテープで固定し、さらにトランクを閉めて密着させました。

レストアメンバ-が持ち帰り、綺麗に磨き上げたキャブレター 『SUツインキャブ』。上級グレ-ドのGT-Xに装着されていた、当時では高性能なキャブレターです。新品のリペアパ-ツでオ-バ-ホ-ルを実施。

当時を知る当社の部長が、昔の整備を思い出しながらエンジンル-ム内の細かなリレ-(電子部品)を取り付け。

今日は天気が良く、レストア日和。作業場の外でパーツを磨いたり、汚れを清掃したりしました。劣化したように見えても磨けばピカピカに光るパーツ、まだまだ使えます。次回はエンジンをかけよう!! と思っていますが、まだ気が早いかな。。。

2020年2月12日

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2020年1月28日(火)

当時のダイナモ(交流発電機と整流器を組み合わせたもの)から、現代のオルタネ-タ-(直流発電機)へ付け替え。付け替えが終わり、ミッションマウントが劣化している使い物にならないブッシュ類を交換しました。

前日に天気予報で雪の予報が出ていたので、この日はレストアを休む予定でした。しかし全く雪が降らなかったので一日中、一人で作業していました。次回は皆で力を合わせて頑張ります!!

2020年2月1日

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